経験者が語る！口臭が気になって人と面と向かって話せない人の解決方法

友達や家族に「おまえ口が臭いよ！」と、言われたことないでしょうか。

言った本人はなにげなく言ったつもりなんだけど、言われた方はその一言がかなりショックだったりします。

それ以来、自分には口臭があると思い込んでしまい、人と至近距離で話すことが怖くなってしまう人もいます。

特に几帳面な人や完璧主義な人、清潔好きの人、真面目な人ほど、そういう状態になりやすいです。

私も高校生のとき、そんな経験をしたことがあります。

私の地獄の口臭体験

あれは忘れもしない、視聴覚室での出来事です。

視聴覚室で映像を使った授業を行うというので、数人の友達と座って話をしながら待っていたところ、突然、隣に座っていた友達が

「おまえ、口が臭いから息を吐くな！」

と、言ってきたのです。

一瞬、なにを言われたのかわからなかったのですが、それが現実の言葉であるということを認識したとき、私はそうとうなショックを受けていました。

その友達のなにげない言葉に対して、私はなにも言うことができなくなってしまったことを覚えています。

それ以来、私は、自分は口が臭いんだと思い込むようになってしまい、口臭の悩みを克服するまでの6年間、地獄のような日々を過ごすことになってしまったのです。

そんな経験から、私がどうやって口臭の悩みを克服することができたのか、このサイトでお伝えできたらと思っています。

口臭が気になって人と話せなくなってしまった状態を改善することはたやすくない

自分の口臭が気になって、人と面と向かって話せなくなってしまった場合、治すまでに時間がかかります。

人と面と向かって話せるようになるには、自分の口臭に対する不安感や、人と話す時に感じる恐怖心を克服する必要があるからです。

また、本当に口臭がある場合は、その原因を突き止めて治療をしなくてはなりません。

そしてなによりも、自分は口臭はないという自信を回復させなければならないのです。

よく口臭対策グッズなどというものがいろいろ売られていますが、ああいったもので克服できるような簡単な症状ではない、ということを覚えておいてください。

たとえ口臭が消えたとしても、人に口が臭いと言われたショックを克服しなければ、人と面と向かって話せるようにはならないのです。

まずは本当に口臭があるのかどうかを追求する

そもそも、あなたは本当に口臭があるのでしょうか？

友達、家族に口が臭いよ、と言われたとき、たまたま口臭があっただけなのかもしれません。

人は誰しも多かれ少なかれ口臭があるものです。

朝起きたとき、空腹時、胃がムカムカしているとき、緊張して口が乾いているときなど、いろんな場面、状況で口臭は発生します。

そんなときに他人になにげなく言われた一言で、あなたは常に口臭を発しているものだと思い込んでしまっているだけなのではないでしょうか。

だからまずは、あなたは常に口臭を発しているのか、口が臭いと言われたときにたまたま口臭があっただけなのかを追求する必要があります。

口臭を測定する方法

手っ取り早いのは、市販の口臭測定器を購入して測定する方法です。

ドラッグストアなどで売っていますが、店頭で購入するのが恥ずかしいと思う人は、アマゾンなどのネット通販でも購入することができます。

しかし、市販されている口臭測定器は数値が曖昧で信頼性にかけるといった声もありますので、参考程度にするのがよいでしょう。

口臭の原因を追求する

もし、自分の口臭が常に発しているものだとしたら、なにかしらの原因があるわけです。

それを追求する必要があります。

• 歯医者に行き虫歯、歯槽膿漏、歯肉炎などになっていないか診てもらう

• 内科に行き、胃や腸が悪くなっていないか検査してもらう

• 自分の舌が黄色く汚れていないか鏡でチェックする

口臭を常に発している人は、上記のことを調べることで、だいたい原因がわかってきます。

歯医者、内科で問題が見つかれば、治療をすることで口臭がなくなります。

また、自分の舌が黄色く汚れている場合も口臭の原因になるので、歯を磨くときに歯ブラシでやさしく磨いて汚れを落とすことで、口臭がなくなります。

舌は傷つきやすいので専用の舌磨きで磨くことをおすすめします。

ただ、口臭の原因は、食生活や生活習慣、病気といったことからも影響してくるので、そういった場合は、原因を特定するのが難しくなります。

口臭に対する考え方、恐怖心、嫌悪感を変えていく

このように口臭の原因を突き止めて改善していくことはもちろん大事です。

しかし、人と面と向かって話せなくなってしまった人は、自分の口臭に対する考え方、恐怖心、嫌悪感を変えていく必要があります。

それらが、自分の口臭を必要以上に気にするようになってしまい、人と面と向かって話せなくなってしまうのです。

極端な話、

口臭は誰にでもあるもの。人と話すときたまたま口臭があって相手に不快なおもいをさせてしまうときもあるんだ。だからそこまで口臭に対して潔癖になる必要はない。

と、思うことができる人は、自分の口臭に対してそこまで敏感になることはないです。

口臭を発している自分が許せないと、強く思い込んでしまっている人ほど、口臭の悩みを治すことが難しいと言えるでしょう。

口臭に対する考え方、恐怖心、嫌悪感を変える方法

口臭は誰にでもある、と考えられるようになることが大事であると、さきほど書きました。

こういった考えになるようにするには、口臭がどういったタイミングで発生するのか、どういう状況で発生するのか、どういう原因で発生するのかを知ることで口臭に対する考えが変わっていきます。

それがわかることで、口臭を発するのは自分だけじゃないんだ、ということが理解できるようになります。

また、口臭に対する恐怖心、嫌悪感を変えていくために一番よい方法は、友達や家族に自分が今、口臭があるのかどうか聞くことです。

他人にあなたの口の臭いをかいでもらうことで、本当に口臭があるのかどうか調べることができます。

口の臭いを人にかいでもらうことは、口臭と正面から向き合うことになるので、口臭に対しての恐怖心に打ち勝つことができるようになります。

当然、恥ずかしい気持ちや怖い気持ちもあるでしょう。

でも、親友や家族に勇気をだして聞いてみるのが、なによりのリハビリになります。

どうしても、友達や家族に口臭を相談できないという人は

そうはいっても、友達や家族に口臭を相談するというのは、かなりの勇気がいります。

一度、ショックを受けているぶん、バカにされたらどうしよう、ドン引きされたらどうしようと、いろんな心配をしてしまうと思います。

私も親にさえ口臭の悩みを相談することができなかったですから。

そんな人は、口臭の治療を専門で行っている口臭外来で、治療をすることをおすすめします。

口臭外来ではカウンセラーに口臭の悩みを相談することができます。

カウンセラーに相談することによって、今まで逃げていた口臭と向き合うことになるので、口臭に対する考え、嫌悪感が変わってきます。

口臭は特別なことではないと、思うことができるようになります。


また、口臭測定、口腔内検査、舌診、唾液検査、尿検査といったあらゆる検査を行い、口臭の原因を徹底的に調べます。

その結果、口臭が実際あるのか、口臭の原因はなんなのか、といったことがわかり口臭を治療していくことができます。

カウンセリング、検査、治療を行うことによって、口の臭いへの自信を取り戻すことができるようになるわけです。


ただ、口臭外来は保険が適応できないので、治療費がどうしても高くなってしまいます。

その高い治療費を前にして、口臭外来での治療をあきらめてしまう人が多いです。

しかし、地獄のような毎日から一日でも早く抜け出したいと思う人は、口臭外来での治療をおすすめします。


私は口臭外来で治療を行って、口臭の悩みを克服することができました。

今では、人の輪に積極的に入っていけるようになれたし、彼女も作ることができました。

あの地獄のような日々と比べると天と地のちがいがあります。


今このときでも、口臭の悩みで苦しんでいる人がいるでしょう。

口臭の悩みは必ず克服することができます！だから、あきらめないでください。


もし、自分の力ではどうすることもできないと思ったとき、一歩、勇気を出して踏み出してみてください。

口臭が気になる方はこちら【バイオクリニック】